人気ユーチューバーのシバター(35)が、開会式の作曲担当だったミュージシャン・小山田圭吾(52)の辞任など、ゴタゴタ続きの東京五輪の「中止」&「秘策」を提案した。

 音楽誌での「イジメ告白」が問題視されていた小山田は19日に辞任を発表。制作した楽曲を使用しないことも決まった。

 シバターは20日未明にタイトル「小山田が炎上したけど、東京五輪はもう辞めようよ!」で動画を公開。小山田問題を振り返り「いやね、僕は前も言ったけど、東京五輪はもう止めよう。誰もオリンピックを望んでいない、オリンピックを楽しみにしている日本国民なんて1人もいない。開催を望んでいるのはお金を損してしまう大人だけ」とバッサリ。東京湾の異臭問題などにも触れ「もっときれいな海がある。なんでトライアスロンを東京湾でやらないといけないの? 近くなら千葉とか利権が絡んでいるんじゃないの? マラソン、この前、北海道35℃あったんですよ。あと、そもそもコロナですよ、なんで緊急事態宣言中に開催してんねん!」とシバターは荒ぶる。

 ここでシバターは〝秘策〟を提案。「もう、全部、ズームでやろう。例えばマラソン。みんなで横並びで走る必要ない。ジムのルームランナーを使って、個別に走って、フルマラソンを早く走り切った人の勝ち。ランナーはズームでほかの選手の表情を見れるようにする。これでいいじゃないですか、濃厚接触もない! これでいいじゃん」。

 採点競技についても「様子を動画に投稿して、グッドを集めた人の勝ち」。サッカーなどの対戦競技については「頭を使おう。ズームで、リフティングダービーしましょう。1番回数が多かった人の勝ち。これなら、自分の部屋で(濃厚接触せずに)できるでしょ」。

 力説するシバターは「もっと頭を使おうよ。わざわざ健康を危険にさらして、日本に集まる必要があるの?」と〝逆転の発想〟の必要を呼びかける。最後は「コレか?」と右手の親指と人差し指で円を作り〝カネ〟を示唆。「カネの方が大事なのか? それでもやっぱり五輪を開催するなら、ちょっと日本が嫌いになりますよ」と怒りを示した。

「いまからでもいい! 俺が責任とるから止めよう!」とシバター。この怒りは関係者に届くか。