「仮面ライダー50周年特集上映『KAMEN RAIDER FILM ARCHIVE SPECIAL NIGHT』レジェンドライダースペシャルトーク舞台挨拶&上映会」が19日、都内で行われ、藤岡弘、(75)、佐々木剛(74)、宮内洋(74)のレジェンド3人が集結した。

 初代ライダーの藤岡は「3人が健在でいるってことが奇跡のような感じがしてますね。CGなんかなかった時代なんで、命がけでやってきた。歴史がよみがえってきて、熱くなりました」と話した。

 藤岡がバイク事故を起こしたことで、仮面ライダー2号を演じることになった佐々木は「彼がバイク事故を起こしたおかげでお鉢が回ってきたんですけど、断らなくてよかった~」としみじみと語った。

 現在、居酒屋を経営している佐々木は「99・9%店を支えてくれてるのはライダーファンです。本当にありがとう。藤岡君がけがしてくれたことを喜ぶわけじゃないですけど、彼がけがしなければお鉢が回ってこなかった。それを思うと本当によくけがをしてくれてありがとう(笑い)」とちゃめっけたっぷりに語り、笑いを誘った。

 しかし、実はプレッシャーとの戦いでもあった。佐々木は「(ケガから)戻ってきたら返すねという約束で…よかったぁ。戻ってくる場所を潰さなくて。責任を果たせてよかったです」と明かした。

 V3を演じた宮内は「50年前にスタートして、我々3人がレジェンドと呼ばれるようになりました。今、現在応援されてる仮面ライダーがまた50年後にレジェンド。レジェンド、レジェンドとずっと続きます。仮面ライダーは日本だけのものではありません。世界のものです。仮面ライダーは永遠に不滅です」と宣言し、多くのファンから拍手を浴びていた。