元大阪府知事の橋下徹氏(53)が19日、ツイッターで、新型コロナの影響で出場辞退が相次いでいる高校野球のルールについて改めて言及した。

 高校野球・夏の甲子園に向けて各地で予選が開始しているが、部員や関係者にPCR検査陽性者が出たため、辞退を余儀なくされた高校が続出。鳥取の米子松陰や新潟の中越高校など強豪校も辞退を決めている。

 橋下氏はこうした事態に18日にも「こんなアホなルールを決めたのは誰や!」と怒りの投稿したが、この日も「結局日本は政府を筆頭に、適切なルールを作ってそれによって動かすということに未熟な国。その場の勘で動かす。政府のコロナ対応が典型例。高校野球に限らずあらゆる大会で不合理な辞退が生まれている。こういうときにこそ文科省の出番だ。ルールの全面見直しをすべき」と改めて政治の力によって救済措置を取るように提言。

 さらに「またお願いベースで責任者が責任を取らない。コロナ禍におけるお上からの休業要請が典型例。あくまでも事業者の意思で休業したのだからお上に責任なしという態度。今回の大会辞退も高校側の意思によるから高野連は関係ないという態度。最悪や」と高野連の無責任な態度を批判した。