お笑いコンビ・かまいかちの山内健司(40)が、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の言い間違いをフォローした。

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言下で、23日に開幕を控える東京五輪。バッハ会長は13日に組織委員会を訪れた際、安心安全の大会を訴える大事な場面で、最も重要なのは「チャイニーズピープル(中国国民)」と言い間違えるミスを犯し、慌てて「ジャパニーズピープル(日本国民)」を言い直した。

 山内は「僕は言い間違いに関してはあるやろ、と。そんな揚げ足取ったんなやとちょっと思った。たまにあるじゃないですか? 二択でこれだけは言ったらあかん、と言うときに(あかん方を)言っちゃった感じがめっちゃある。めっちゃドキ!っといたやろな」とフォロー。東野幸治も「すぐに(言い間違いに)気づいてたし。初めてバッハさんの人間味が見えた」と同調した。

 ただ、「ダウンタウン」の松本人志は「なんで(日本国民と中国国民との)二択やったんやろな」と疑問符。東野は「(北京五輪が)冬もあるから」とフォローしていた。

 NMB48の渋谷凪咲はワイドナショーに初出演。コロナ禍でライブなどもオンライン配信が主流となっているが、渋谷は無観客ライブで「(自身が)プロじゃないなって」という経験を明かし、五輪選手を心配した。

 渋谷は「誰もいない客席で、絶対にいま映ってないやろなって場面で踊ってたところで、『これ、何してんやろ』って思っちゃったんですよ。そう思った時点でベストパフォーマンスじゃない。選手の皆さんと私は天と地の差があると思いますけど、選手の皆さんも無観客でやるときにそんな変な気を起こさないでほしい」と心配すると、MCの東野幸治から「絶対に起こさないと思う」と言い、スタジオは爆笑。
 それでも渋谷は「1回経験した身からすると、一瞬でも思ったらダメ」とめげずに選手にアドバイスしていた。