前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が13日、ツイッターを更新し、東京五輪の電気技師スタッフとして来日していた外国人4人がコカイン使用で逮捕された事件に言及した。

 今月2日夜、六本木で騒動を起こした米国と英国籍の電気技師の男4人に対し、薬物検査したところコカインの使用が判明し、麻薬取締法違反容疑で逮捕されていた。男らは今年2~5月に来日し、五輪関係の業務に当たっていたとみられる。
 
 選手村に限らず、ホテルや関係施設に滞在している外国人の五輪関係者は多い。舛添氏は「来日する200もの国や地域の選手や大会関係者全員が品行方正ではない。お行儀良く感染対策を実施すると考えるのは楽観的すぎる」と指摘。

「選手村だけを聖域にしても、その外で羽目を外す連中が沢山いる。罰則もないのに、『8時に帰ろう』と言われて、それに従うのは日本人だけだ」と小池百合子都知事が掲げた『8時だよ、みんな帰ろう』の帰宅キャンペーンを皮肉り、今後、同様の事件が起きないかを危惧した。