歌手の新浜レオン(25)が11日、都内でソロコンサート「新浜レオン ハイブリッドコンサート『君との時間』」を開催。コロナ禍で鍛え上げたというピアノの弾き語りでファンを魅了した。

 ソロコンサートは2年ぶりで新浜は「本当は全国へ行ってみなさんと会おうと思っていた段階で、すべてが中止、延期になってしまった。この日を心から待っていました」と笑みを見せた。

 ステージでは新曲「ダメ ダメ…」やデビュー曲「離さない 離さない」のほか、新御三家の楽曲をカバー。「コロナ禍でずっと新御三家のライブ映像を見ていました。衣装は西城秀樹さんのパンタロンですし、郷ひろみさんのダンス、野口五郎さんの歌声を勉強してきました」と3人の代表曲を熱唱した。

 また、この自粛期間に鍛え上げたというのがピアノの腕前。「本当に指一本からレッスンを始めた。腱鞘炎になるんじゃないかというくらいゼロから始めた」というが、ステージでは尾崎豊さんの「I LOVE YOU」をピアノの弾き語りを披露した。

 高校時代は球児だった新浜。現在、高校野球は地方大会を開催しており、母校の投手が1回戦でノーヒットノーランを達成したという。「この時期、球児は純粋に甲子園球場を目指して頑張っている。僕もこの姿勢を見習って、まっしぐらに年末の紅白だけを見つめて突っ走っていきたい」と意気込みを語った。