安倍晋三前首相「絆を確かめ合う」 五輪の意義強調も〝おまいう〟批判

2021年07月11日 06時15分

批判の声が集まった
批判の声が集まった

 安倍晋三前首相(66)が10日に新潟県内で講演を行い、東京五輪が無観客開催されることについて「大変残念」と語った。

 講演で安倍氏は「オリンピックは世界に夢を与える。人と人の距離が離れてきた今こそ、お互いに絆を確かめ合う」など、大会開催の意義を熱弁したという。

 コロナ禍で多くの人が無観客を支持している中での〝KY発言〟。しかも安倍氏は先日、月刊誌「Hanada」で櫻井よしこ氏と対談し、東京オリンピック・パラリンピックについて「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」とコメントし、一部で「民族の分断をアオっている」と批判されたばかりだ。

 ネット上では「どの口が『絆』と言うんだ!」「おまえが言うな」と怒りの声が渦巻いている。
 
 安倍氏にとっては皮肉な結果にもなった。五輪のメイン会場となる国立競技場は空調設備がなく、猛暑の開催で観客の熱中症が心配されていた。競技場建設前に莫大な経費を削減するため、当時の安倍首相が「冷暖房はなくてもいいんじゃないか」と空調工事費をケチったからだ。

 だが無観客開催となったことで、観客が倒れる心配はほぼなくなった。これには「〝安倍仕様〟で(有観客)開催されてたらヤバかった」「コロナよりも熱中症が心配だった」と安堵の声が飛んでいる。

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