スーパー銭湯アイドルグループ「純烈」の酒井一圭(46)が8月1日から和歌山県の和歌山マリーナシティでスタートするヒーロー戦隊の舞台「機界戦隊ゼンカイジャーVS百獣戦隊ガオレンジャー スペシャルバトルステージ」の総合プロデューサーに就任することが8日に発表された。

 和歌山マリーナシティは2003年の初公演からヒーローショーが行われてきた〝西の聖地〟だった。

 ところが、このコロナ禍で2019年12月末より、公演を中止している。そんな「バトルステージ」存亡の危機に立ちあがったのが、純烈リーダー・酒井だ。

 酒井は大阪出身で01年には「百獣戦隊ガオレンジャー」で「ガオブラック・牛込草太郎役」として出演。酒井は「名前だけのプロデューサーでは意味がない」と同地を訪れ、台本、演出、スタントアクション練習参加など、ショー作りに1から参加した。

 酒井は「純烈リーダーとしての仕事を評価してくださり大変な熱意で口説かれました。このようなチャレンジの機会をいただき有り難くお引き受けするに至りました」と総合プロデューサーに就任した経緯を明かす。

「子供心が踊り出す、ワクワクとドキドキが鳴りやまない、熱い王道的ヒーローショーを皆さまにお約束すべく、ここで働くプロフェッショナルな表現者たちのパワーを引き出し、和歌山マリーナシティならびにバトルステージの存在を日本中の方々に認知していただくことが私の最大の仕事であると考えています。東のGロッソ、西の和歌山マリーナシティと言っていただけるよう、しばらく腰を据え『面白い』を果敢に仕掛けていきたいと考えています」と所信を表明した。

 酒井の手腕やいかに。