女優の剛力彩芽(28)、元「E―girls」のDream Ami(33)が7日、都内でW主演を務めるミュージカル「#チャミ」(東京港区の自由劇場・9月9日~21日)公演の製作発表会見を行った。

 韓国で上演され、若い女性を中心に話題となったミュージカルの日本版。主人公の女性は理想とする自分の虚像を、まるで自分であるかのようにSNS上に投稿する中で、ある日、現実の世界に虚像が出現。激しい競争の中で他人との比較に疲れている現代人に、ありのままの自分を大切にというメッセージが込められている。

 主人公を務める剛力とDream Amiは、一人二役を演じ、ダンスとセリフを2役分覚えた。オファーを受けた際の心境について、剛力は「楽しそう、そんな挑戦をできることはないというワクワク感が先に走った。でも現実的に考えたら、なんで受けたんだろうって思う」と笑顔。作品のテーマであるSNSについては「正直、SNSはそこまで得意ではない。自分が苦しくなるまでやっていいのかと思う部分はある」「ただ私は更新頻度が低いので。稽古中とか(投稿を)するのが憧れ」と語った。

 舞台では、K―POP、ロック、ラップ調曲などの歌唱シーンもあり、歌のレッスンはすでに開始。Dream Amiは「今までJ―POPをメインに歌ってきたので、なかなかない歌い方だったりする。楽しいけど、ちょっと恥ずかしいラップもある(笑い)。曲によってキャラが変わるので大変」と語った。