アルピニストの野口健氏(47)が7日、ツイッターで日本各地で広がるメガソーラー建設の動きに警鐘を鳴らした。

 野口氏は以前から急速に広がるメガソーラー建設に批判的で「日本各地で、メガソーラーのために、山が削られ、森林が伐採され設置されてきた。日本各地でそのメガソーラー開発について地域住民や行政からも懸念の声が上がり、メディアもそれなりに報じてきた。しかし国は動かない」と指摘。

 ただ、一部では熱海で発生した土石流との因果関係が指摘されたことで国も動き出した。この点について「それは歓迎したいが、しかし 何かが、起きてからでないと動かない国の姿勢には憤りすら感じる。しかも、この問題を地方行政に委ねるばかり。そもそも国が推し進めた政策であり、前政権時代の政策とはいえ、不備があるならばルールを変更すべき」と持論を展開した。