アイドルグループ「スリジエ」が4日、東京・秋葉原のグレースバリ3部公演で「加入式」を行い、愛い姫(18=月組)、葉月らむ(24=星組)、日向なお(24=宙組)と黒咲りあん(13=同)が正規メンバーとして各ユニットに加入した。

 2部で候補生を卒業した4人は3部から正規メンバーの証しであるピンク衣装でステージに登場。パフォーマンスをしているうちに緊張が解け、納得のデビューを飾れたという。

 最年少世代の黒咲は中学生。「国語とかの教科よりも家庭科と技術とか作る授業が楽しい。成績は良くはないです」と初々しく話すと。隣の日向は「私が13歳のころは学級委員をして、勉強も得意なほうでした」とドヤ顔。スポーツと学業に明け暮れていたが、大学に入り就職を考えたときに「一般企業に入るよりも、自分の好きなことをしたいなって、この道を選びました」と進路選択の理由を明かす。

 葉月は「(13歳のころは)バトントワリングをしていました。大学になって舞台関係に携わったんです。ダンスも歌も好きなのでアイドルを目指してみようと考えた」という。

 愛い姫は「シュートボクシングのジムに通っていて、ひたすらミットと戦っていました。勉強ですか?中1の最初のテストで30点…。親にお願いして塾に連れていってもらったら90点台になった。勉強を追い上げた時期だった」と成長をアピールした。

 自身のツイッターで〝セクシー担当宣言〟した愛い姫は「MCで月組メンバーにイジってもらえたんです。イジられるのは大人の余裕がないとダメなんです。そういうところがセクシーだったかな」と胸を張る。ただ、日向と葉月は「セクシーとは対極の存在」と、やんわり否定。それでも「これから、どういう存在になっていくか楽しみではあります」と学業同様の〝急成長〟に期待をよせた。

 新メンバー加入で3ユニットすべてが新生とした出発。4人は「劇場や外部イベントに遊びに来てください。応援よろしくお願いします」と声をそろえた。