立憲民主党副代表の辻元清美氏(60)が再び“辻元節”を炸裂させた。

 2日、都議選大田区選挙区(定数7)から出馬した〝筆談ホステス〟斉藤りえ氏(37)の応援演説に登場。公務に復帰した小池百合子都知事(68)が定例会見で、コロナ禍の東京五輪について「無観客を軸に考えることも必要ではないか」と語ったことに、即座に反応してみせた。

「これが〝小池流〟だと思いましたよ。言うのが遅い! 五輪は最低限無観客。(入院前に)早く言わないとダメですよ」

 小池氏の“後出し”ぶりをチクリとやったあとは「中止、延期もですね、コロナが感染爆発したら考えなきゃいけない。(小池氏には)オリンピックファーストの暴走列車に都民の命を乗せて走らせないでほしいと私は思います」と訴えた。

 小池氏が特別顧問を務める「都民ファーストの会」は都議選で五輪の無観客開催を公約に掲げている。これに立民同僚の蓮舫氏(53)が「都議会で五輪開催をめぐる問題を提案するべきだった。仕事をしてこなかった証し」と批判したことに対しては「その通りや!」と大いに同調していた。