サッカー元日本代表の中田英寿(44)が1日、都内で、三菱UFJ信託銀行が手がける情報銀行サービス「Dprime」メディア発表会に出席した。

 同サービスは、ユーザーの同意に基づき、生年月日などの本人情報、趣味などのライフスタイル、GPSなどの行動履歴、資産情報といった個人データを銀行に預けることで、新しい経験やユーザーに合ったサービスなどを受けられる仕組み。

 同サービスのアンバサダーを務める中田は「選手時代から、自分が発信する情報、それを間で伝えてくれる方たちの情報に苦労している経験がたくさんあって。情報の価値はより重くなってきていて、管理の難しさを痛感している中で、こういったサービスがあるということで新しい世界がまたできるんじゃないかなと思いました」などと語った。

 また、開幕が目前に迫る東京五輪については「まあ、僕はサッカーはやっていましたけど、サッカーは今見ていないので、何とも言えないですけど…(笑い)」としつつ、「五輪についてどうというのはなかなか難しいですね。僕は選手として2度出させていただきましたけど、万全の状態で出られるからこそ意味がありました」と語った。

 さらに「自分は五輪に出たかったわけではなく、よりレベルの高い試合がしたいという思いが強かったので。選手目線で考えると、ベストな状態で出るのが一番だと思います」とコメントした。