立憲民主党副代表の辻元清美氏(60)は30日、都議選武蔵野市選挙区(定数1)から立候補した五十嵐えり氏(37)の応援で〝辻元節〟を披露した。

 菅義偉首相(72)と小池百合子知事(68)は新型コロナ感染者が下げ止まらない状況の中、二人三脚で東京五輪・パラリンピック開催に意欲を示している。

 辻元氏は、菅首相と小池氏の政治姿勢について「参議院は蓮舫さん、衆議院は辻元がいなければ、誰が(五輪開催は)おかしいというんですか」と話しこう訴えた。

「私はひどい目にあっても〝あきらめない女〟と言われています。都議選はみなさんの命を守る選挙です。だから都議会では、言うべきことを言える人を選んでほしいんです」

 辻元氏の怒りの矛先は、先の国会で2年ぶりに実現した党首討論での枝野幸男代表(57)に対しても向けられた。

「私、枝野さんにも『しっかりせぇ!』と言っているんです。菅総理に50年以上前のオリンピック思い出話をさせられて。やっぱり、あの時、私だったら『思い出話を聞く場所じゃない!』とバシッと言いました」

 都議選は後半戦に突入。情勢調査では立民は厳しい選挙戦を強いられているが…。