フジテレビで大規模な人事が行われた。注目されたのは、昨年末にユーチューバー・北の打ち師達のメンバー、はるくん(25)と結婚した久代萌美アナウンサー(31)のネットワーク局異動だが、ほかにも男性アナ、女性アナをめぐって〝地殻変動〟があった。

 同局「バイキングMORE」の進行MC・伊藤利尋アナウンサー(48)は来月1日付で編成制作局アナウンス室の部長職から情報担当の局次長職に昇格。現在は情報担当の部長職を務めている。

 バラエティーを主戦場に活躍する佐野瑞樹アナウンサー(49)もバラエティー担当の局次長職に昇進。佐々木恭子アナ(48)はチーフアナウンサーから部長職に昇格する。

 佐藤里佳アナウンス室長(54)は、CSR・SDGs推進室へ異動。流行りのSDGsに関わる部署だが、局内では「栄転か何なのかわからない」といった声も…。

 中堅どころでは、森本さやかアナ(43)が人事局、小穴浩司アナ(39)は広報局、大村晟アナ(29)はスポーツ局に異動となる。

 局内で地味に話題となっているのが、1996年入社の藤村さおりアナ(47)の報道局異動だ。新しい役職というのが「FNNプロデュース部 部長職」だそうで、系列局とニュースのやりとりをする重要任務だ。

「アナウンス室からいきなりの報道局異動、それも熟練のスキルが必要となる部長職ですから、局内では『大丈夫か?』という声も上がっています。裏を返せば、それだけ彼女に対する上層部の期待値が高いということ」(関係者)

 テレビ局の〝花形〟であるアナウンサー職も、コロナ禍の影響でスタジオの出演人数が限られたり、取材現場の制限などで、どこの局もダブついてきている。

 今後他局でも同様の〝体制変化〟が起きるとみられる。