俳優・赤井英和(61)が23日、都内で主演映画「ねばぎば 新世界」(7月10日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

 赤井とダブル主演を務める上西雄大が監督・脚本を担当したこの映画は、大阪・新世界を舞台に、かつてヤクザの組を潰して回った赤井演じる勝吉と、その弟分で上西演じるコオロギの姿を描く痛快アクションもの。「いつもはセリフ覚えが悪い」という赤井だが、「今回はスーッと勝吉の言葉が入ってきましたね。今回は腹から、心から訴えるようにセリフが出てきた」と役に共感できたことでスムーズに覚えられた。

 赤井といえば最近、妻によるツイッター「赤井英和の嫁 佳子」が大人気だ。日常の赤井の無防備な姿を撮り、写真とともにシュールなひと言を付け加えてアップしている。パンツ一丁で玄関先から息子を見送る写真や、無造作に寝転がっている写真などが面白がられており、フォロワーは約17万人もいる。

 芸能関係者は「本人も最近までツイッターのことを知らなかったようですが、格好悪いところが写っていても、それを面白がっています。そういうところが赤井さんの魅力の一つですし、親近感を持っている人も多い。好感度は爆上がりです」。

 赤井は映画の撮影現場ではみんなを和ませる中心的役割だったようで、上西は「ずっとダジャレを言ってました。僕らがツッコんでいいか迷っているときは、その空気を察知してか、自分で落としてくれるのですごく助かりました」。共演者の徳竹未夏も「ダジャレでみんなが和んでいました」と追随した。それを聞いた赤井は「手数が勝負。数撃ちゃ当たる」とダジャレの極意を明かし笑いを誘った。