お笑いタレント・千原ジュニア(47)が20日、MCを務める「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演。ワクチン“拒否”が多いとされる若者の心理を読み解いた。

 番組ではコロナ対策のワクチンに関して、10~20代の若い世代が接種に抵抗を抱いている様子をリポート。18歳男子学生の「新しいワクチンなので副作用がいや」とする声などをVTRで紹介した。

 これにジュニアは「なんとなく、若い方に打たないっていう人が多い、ちょっと一つ(の要因)」として「今のVTRで答えてくれてた男の子も『副作用』って言ってるじゃないですか。でもオンエア(のテロップ)では変えられて『副反応』って(出た)。副作用って言うのやめとこうと上がしてる感じとかが、『ん? なんやそれ?』って、なんかちょっと小さいクエスチョンが浮かんでるような気がするんです」とコメント。

 続けて「副作用はちょっと言葉がきついイメージあるから、ちょっと柔らかい、今まであんまり使ってなかった副反応にしとこうっていうね。『なーんか変な力働いてない?』って若い子はどっかで感じてんじゃないかなって、思うんですけど」と推察した。

 ちなみに「副作用」も「副反応」も本来期待される効果とは異なる影響が出ることを指す言葉。治療に使う薬では「副作用」と呼び、ワクチンの場合は「副反応」と分けて呼ばれる。