なぜここまで叩かれるのか?

 秋篠宮眞子さま(29)との結婚問題で揺れる小室圭さん(29)のことだ。厳密に言えば、母親の佳代さん含めた小室家ということになろうか。

 とにかく連日バッシングが容赦なく浴びせられている。小室さんが米フォーダム大ロースクールをストレートで卒業しても、祝福の声は皆無。小室さんはこのあとニューヨーク州の弁護士試験を受験し、10月に合否が判明するが、何なら合格を手土産に眞子さまとの結婚を強行するのでは?と危機感をアオる報道が相次いでいる。

 嫌われる背景には一向に解決しない佳代さんの金銭トラブルがあるが、国民感情を大いに刺激したのは2019年1月に一部週刊誌が報じた佳代さんの天皇陛下〝謁見要求〟報道だろう。

 18年11月に秋篠宮殿下が恒例の誕生日会見で「(小室さん側が)それ相応の対応をするべきだと思います。(そうでなければ)婚約にあたる納采の儀は行えません」と述べ、翌19年1月に小室さんのいわゆる「解決済み文書」が公表された。その流れの中で飛び出したもので、秋篠宮殿下の厳しい言葉に焦った佳代さんが、宮内庁に直接電話をかけ「両陛下にお会いして、お話をさせて頂けませんか」と要請したのだという。

 さらに「両陛下との面会が許されるのであれば、圭を連れてご説明に伺います」とも…。同誌によると、この一件は秋篠宮家を所管する宮務課だけでなく、両陛下をお世話する侍従職にも伝えられており「念のため両陛下のお耳にも入れている」という。

 これがネットで大炎上。バッシングは苛烈さを増した。皇室ライターの話。

「立場を超えた佳代さんのふるまいに、ネット上だけでなく、一部思想団体が激怒し『(小室家に対して)実力行使に出る』という物騒な話もささやかれる事態となりました」

 一方でこんな話もある。

「週刊誌報道を受けて、各社の宮内庁担当記者が動きましたが、裏は取り切れなかったんですよね。伝聞調の話が多く、情報元をたどっていっても『そう週刊誌に書いてあったらしい』というレベル。結局、本当かどうかわからずじまいでした」(テレビ関係者)

 どちらにせよ、一連の〝小室問題〟は国民を巻き込んで大きくなり過ぎた。佳代さんと元婚約者の和解交渉も思うように進んでいないという。

 NHKが2人の婚約をスクープしてから、ついに4年が経過。まさかこんなことになろうとは…。