演歌歌手の水森かおり(47)が18日、東京・明治座で初舞台「水森かおり公演」を開催した。(27日まで)

 舞台は、喜劇とコンサートの2本立てで、第1部は大正時代の東京を舞台に、女子大生の令嬢を演じる水森が記者を目指して奔走するドタバタ喜劇を上演。第2部では大ヒット曲の「鳥取砂丘」から新曲の「鳴子峡」まで数々のご当地ソングを熱唱し、紅白の舞台で話題を呼んだ巨大ドレスを劇場バージョンで再現した特別衣装を披露する。

 公演初日を迎えた水森は「私は雨女なので、初日は梅雨の時期でもあり心配だったが、最高の天気に恵まれて良かった」と笑顔を見せた。

 緊急事態宣言下での稽古は「みんなPCR検査を受けて、マスク2枚つけて稽古をした。何もなければ良いなと、どこか緊張感を持ちながら稽古をしていた」と振り返った。

 舞台で女子大生の役を演じることについて聞かれると「お芝居ですからね、遠くから見れば女子大生にも見えなくはないのかな」と苦笑い。「27年前を思い出してちょっとうれしかった。(女子大生という役は)考える間もなく無理はあるんですけど、楽しく22歳になりきっているので薄目で見てくれればいいなと思う」とアピールした。