「第30回 日本映画プロフェッショナル大賞」の受賞者、作品が17日に発表され、「ミッドナイトスワン」の草なぎ剛(46)が主演男優賞に選ばれた。主演女優賞は「さくら」「糸」の小松菜奈(25)が受賞した。

 作品賞は「本気のしるし 劇場版」、監督賞は「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫監督、新人監督賞には「37セカンズ」のHIKARIが選ばれた。

 ◇2020年ベストテンは以下の通り

1=「本気のしるし・劇場版」(深田晃司監督)

2=37セカンズ」(HIKARI監督)

3=「アルプススタンドのはしの方」(城定秀夫監督)

4=「アンダードッグ」(武正晴監督)

5=「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)

6=「風の電話」(諏訪敦彦監督)

7=「海辺の映画館―キネマの玉手箱」(大林宣彦監督)

8=「れいこいるか」(いまおかしんじ監督)

9=「喜劇 愛妻物語」(足立紳監督)

10=「さくら」(矢崎仁司監督)

10=「のぼる小寺さん」(古厩智之監督)

※日プロ大賞は既成の映画賞と一線を画しつつ高い評価を得た作品や個人を中心に選考委員の投票と実行委員会の独自の判断で決定する。昨今の状況から授賞式は行わず、受賞者には記念の盾を贈呈する。