俳優の窪塚洋介(42)が16日、男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」定期開催「第22回ビジネスセミナー」の講師として出演し、自身の人生を振り返った。

 MCを務めたフリーアナウンサー・青木源太(38)とともに、「人生と未来」をテーマに1時間にわたり熱弁。現在の肩書を聞かれると、窪塚は「肩書にはとらわれない。俺はね、地球人」と紹介。「そこから役者という花が咲いたり、音楽という花が咲いてたり、コスメを作ったり、モデルをやったりしている」と明かした。

 人生のターニングポイントに絡めて芸能界デビューへのきっかけを聞かれると、「漠然とテレビへの憧れはあったけど、ひょんなことでウチのお袋の友達が一番最初の社長さんとつながってて、写真を送ってバーンとドアが開いた感じだった。そこはご縁で」。〝縁〟の考えについては「いいこともネガティブな事象でもピンチも全部〝ギフト〟だと思っている。今のコロナもこうなったことで、それを逆手に取れるやつはポジティブなことにしている。それはマインドひとつ。失敗は成功の母。ピンチはチャンスだと思ってる」と告白。

 さらに、「反省はするけど、後悔はしない」と言った後、自身の名言を意識したのか「俺か、俺以外か」とポツリ。カリスマホスト・ROLANDの名言を続けた。

 学生時代から「早く幸せの確変が欲しい」と願い、「人生の攻略本が欲しい」と思っていたという窪塚。幸せの基準については「(自身が)ハッピーかどうか」とし、「親父に『今、ハッピーかどうかを大事にしろ』と言われてて。ああ、そうだよなと。スゲー出世しても不幸せな人もいるし、すげーダメそうでも幸せな人はいるし。心のバランスを取ることが大事なんじゃないか」と訴えた。