一般男性との結婚を発表したフリーアナウンサーのカトパンこと加藤綾子(36)が〝めざまし愛〟を見せたことで、自身の立場も安泰になりそうだ。

 加藤が直筆メッセージでいち早く報告したのは、フジテレビで7日放送された「めざましテレビ」。ある局内関係者は「今回はかなり厳しい情報統制が敷かれていた。事前に知らされていたのは『めざましテレビ』のプロデューサーとか、報道の上層部といった、ごく一部。やっぱり加藤の出世番組となったのが『めざましテレビ』ですから、その辺に気を使ったのでしょう」。

 この〝古巣〟への特別な配慮が、現在メーンキャスターを務める報道番組「Live News イット!」(フジテレビ系)での〝風向き〟を変えることになりそうだという。

「この番組も今年で3年目に突入したのですが、視聴率は予想以上に伸び悩んでいて、同時間帯では日テレやテレビ朝日に後塵を拝している状態。実際、いつまで加藤を使うのかと言っている人は局内でも少なくないです」と同関係者。

 それでも、今回〝めざまし愛〟を貫いたことで、今後、局内の変化もあるのではないかという声が出ている。

「なんだかんだ言ってもフジテレビを大事に考えているという姿勢に、いつまで使うのかという〝雑音〟を打ち消すのではと言われています。もともと加藤は、アナウンス技術が抜群ですし、報道の方でもその力量は買われている。局上層部のウケもいい。だからこそ3年も続けられたのですが、雑音が聞こえなくなれば〝長期政権〟もあるんじゃないか」と同関係者。

 加藤は結婚後も仕事は続けることを表明しているが、今回の結婚報告の仕方は功を奏するかもしれない。