お笑いタレントのケンドーコバヤシ(48)が「キングコング」梶原雄太(40)のユーチューブ「カジサックの部屋」に出演。5日更新の回で過去のただならぬ“因縁”を語った。

 ケンコバが今回のオファーがあって思い出したという逸話は今から約18年前の出来事。その時、ケンコバ本人は吉本の若手専門の劇場で、舞台進行の女性らと雑談していた。

 すると、楽屋で寝ていた梶原が起き上がってシャドーボクシングをはじめ「コバさんって何やってたんですか?」と質問されたという。「『俺、小学校から高校まで空手やってて、あとまあ部活で柔道やな』みたいな(返事した)。そしたら『あ~そうなんすね。絶対ケンカしたら俺のほうが強いわ』ってこいつ言い出した」(ケンコバ)。

 年下の後輩ということもありケンコバも受け流していたが、梶原は「絶対、俺のほうが強いと思うんですけどね」「俺、ボクシングやってたんでスピードについてこれないでしょ?」と執拗に挑発。さらに「いつでもやったっていいですけど」とカマされついに堪忍袋の緒が切れた。

 ケンコバは「その瞬間、キレてもうて。自分でも思い出して怖いねんけどパイプ椅子取ったんよ」と告白。その瞬間、舞台進行の女性が仲裁に入り大事には至らなかったという。

 だが「俺、ガタガタ震えながらライブの打ち合わせの会議室入ったけど、『やめや今日!』って、家帰った」「ネタの一行も進まんかったもん。怒りでペンが震えて、なんやアイツって」といまだに納得いかない様子。

 一方、完全に忘れていた様子の梶原は「うっすら思い出してきました。おそらくお兄ちゃんの感覚で絡みにいってた。遊びでみたいな感覚でいってたのかもしれないです。本当に申し訳ございません。若気の至りとさせてください」と詫びた。