美人ユーチューバー再逮捕でわかった「カリスマキャバ嬢15億円荒稼ぎ」の手口

2021年06月03日 19時36分

2月に機動隊が突入した「花音」。売り上げは約6億5000万円だった

 売り上げは報じられていた2倍だった――。東京新宿区歌舞伎町でキャバクラを無許可で営業したなどとして、「桜井野の花」の名称でユーチューバーとして活動する実質的経営者の渚りえ容疑者(32)が3日、風営法違反容疑で再逮捕された。

 容疑は今年2月、歌舞伎町の「花音」を他人名義で営業したというもの。名義を貸した榎田貴弘容疑者(36)も逮捕された。渚容疑者は先月18日、別のキャバクラ店「桜花」を同様に他人名義で無許可営業をしたとして逮捕されていた。

「花音」は今年2月1日未明、警視庁の摘発劇があったばかり。同店は昨年2度にわたり、風営法で定められた午前1時までの営業時間を守っていなかったとして行政処分を受けていたが無視。コロナ禍の営業時短要請の最中も、朝まで営業し、警視庁が入り口のドアをオノで破壊し突入、風営法違反(立ち入り拒否)容疑で〝店長〟ら男性従業員6人を逮捕していた。この時、渚容疑者は店におらず、逮捕を免れたとされた。

 2度の逮捕で明らかになったのは渚容疑者の用意周到な手口だ。

「SNSでは『キャバ嬢として有名になって今では社長してます』とうたっておきながら、オーナーと言っていたキャバクラ2店は届け出上は別人名義だった。しかも風営法で定められた午前1時までの法令を守らず、朝5時まで営業して荒稼ぎしていた」(警視庁関係者)

 驚くのは、売り上げがこれまで報じられてきた額の倍以上だった点だ。2019年12月にオープンした「花音」は2月の店の摘発時点での売り上げは「1年あまりで約3億円」とされたが、その後の捜査で「約6億5000万円」だったことが判明した。

「2年弱営業を続けていた桜花の売り上げが約8億4000万円だったので、2店合計で15億円弱を売り上げていた。それを実質的な経営者だった渚容疑者が管理していた」(同)

 SNSやテレビ出演で過去の美容整形前の写真を公開し〝勝ち組キャバ嬢〟を自称。ユーチューバーとしても活動し、チャンネル登録者数は25万人超、インスタグラムは36万人のフォロワーを持つなど、カリスマだった渚容疑者。

 前回の逮捕では「弁護士が来るまで何も話せない」と抵抗していたが、今回は容疑について認めているという。

関連タグ: