歌手で女優の由紀さおり(74)、タレントの柳ゆり菜(27)らが2日、映画「ブルーヘブンを君に」(11日公開)公開直前イベントに出席した。

 同作は、青いバラを品種改良により生み出した実在する女性をモデルにした作品。

 同作が映画初主演となった由紀は「割とのん気に撮影に入ったので…(笑い)。気負いもなく。岐阜の地に暮らした女性に溶け込みたいという思いがあった」と振り返った。

 撮影は岐阜で2年前に行われたが、新型コロナウイルスの感染拡大などが影響し、公開日が延期に。「ショックだった。今は自粛があるけど、試写を見た時は、そういったバックボーンがなく、皆のびのびとしていて。あの時はこうだったんだな~と感慨深く見た」と語った。

 同作で共演した柳とは、この日久しぶりに再会。少しスリムになった柳の姿に驚いた由紀は「柳さんは、ちょっとふっくらしていた。こんな淑女のような感じではなく、ちょっと見違えるような。あら…と思った」とニヤリ。

 柳は2年前の撮影を振り返り「1か月くらい岐阜に滞在するので、ジャージーを持っていった。役柄がそうだったので。ジャージーで由紀さんとのご飯に行ったりとかしていて(笑い)」と明かし、「そんな女子だったんですけど、2年で変わりました!」と笑わせた。