ヘンリー王子に王室の称号を放棄するよう求める署名活動が英国で始まった。英紙インディペンデントが31日報じた。

 同紙よると、英作家コリン・キャンベル氏(71)が社会変革のためのプラットフォーム「Change・com」を通じて英国民に呼びかけたところ、すぐに2万5000人以上の署名が集まったという。

 キャンベル氏はヘンリー王子がサセックス公爵などの称号をはく奪される前に、王子が自主的にエリザベス女王に称号返上を申し出ることを訴えている。

 署名の要旨は「王室の称号などなくなれば、純粋に一人の一般市民として彼(ヘンリー王子)が自身の主義主張を貫くことができ、王室を傷つける可能性もなくなる」としている。

 昨年出版された伝記本「メーガン&ハリー/ザ・リアル・ストーリー」の著者であるキャンベル氏は署名活動について、「やるべきだと思った。いろんな人と話してみると、多くの人が支持してくれた。これがベストな方法だと思う」と説明した。