前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が30日、ツイッターを更新。都知事時代に交わした国際オリンピック委員会(IOC)とのやりとりを明かした。

 東京五輪の誘致に関わった舛添氏は「都知事の私は、IOC幹部にモニュメントの設置場所すら『自分たちが決める』と居丈高に言われ、悪印象を持った」と回顧。

 東京五輪の開催を巡ってはIOC幹部の〝開催強行発言〟が注目を浴びている。この点についても「万事がこの調子で、その集積が最近の暴言の連続だ。主催都市の都知事に反論権も与えない傲慢さ、その悪弊を今コロナが暴き、国民もそれを認識して反感を抱いている」と訴えた。

 舛添氏のIOC幹部に対する不満をつづった投稿に「小池都知事もバッハ男爵に意見を言えないのか」「耐えている日本国民が犠牲になるのね」「IOCの金儲けに付き合わされてる」などとするコメントが寄せられていた。