演出家のテリー伊藤(71)が30日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に出演。東京五輪・パラリンピック開催を巡り国際オリンピック委員会(IOC)委員幹部による〝開催強行発言〟について言及した。

 IOCのトーマス・バッハ会長は開催に向けて「我々は犠牲を払わなければならない」、最古参であるディック・パウンド委員は「前例のないアルマゲドンに見舞われない限り実施できる」などと発言。これにネット上では批判の声が殺到し「国民より利権が大事なのか」「人命無視を極めた発言」などの声が寄せられている。

 IOC委員による強行発言が目立つ現状にテリーは言及。「組織委員会は大会関係者を18万人から9万に減らしたと言っていた。でも一番の問題はIOCファミリーの5000人はまったく数を減らしていないこと」と指摘。

 「オリンピック、今のままだと来ちゃいますよ」と断言した上で「IOCの連中にどんどん金を使ってほしい。ぼったくり男爵とか言いましたよね。今度は日本がIOCに対してぼったくり侍になって彼にお金を使ってもらったらいい」と持論を展開した。