俳優の柳葉敏郎(60)が28日、トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演。照れながら、27年前に最愛の妻と出会った丸秘エピソードを明かした。

 柳葉は「叩けばほこりだらけの人生で、これまで何度か出演のお話をいただきながら避けてきました。ノミの心臓なので。でも、60歳を迎えて吹っ切れたかな。黒柳さんときちんとお会いして、ちゃんとした柳葉を見せておかないといけないのかなと覚悟してきました」と前置きし、黒柳は「決して悪いようにはしません」とにこやかに応じた。

 妻とは33歳で出会い、3年間の交際を経て結婚した。柳葉は「僕がフジサンケイクラシックのプロアマに参加した時、会場の川奈ホテルゴルフコースで出会った。彼女はギャラリーの一人で『ギバちゃん、頑張って』と声をかけてくれて、とてもうれしかった。最後までついて見てくれて、途中に手紙をもらった」という。

 手紙には電話番号が書いてあり、柳葉は「すみません、電話しちゃいました」と照れ笑いを浮かべた。黒柳は「映画の筋みたい」と驚くばかり。

「電話に出たのがお姉ちゃんで『ねえ、ギバちゃんから電話よ』と驚いていた。それから3年の付き合いで結婚しました。もういいじゃないですか」。黒柳の“追究”に、柳葉はタジタジだった。

 その後に長女(21)が誕生し、故郷の秋田に移住。長男(13)が産まれた。自然に恵まれた環境の中、子供たちはのびのびと育っている。柳葉は移住を認めてくれた妻に「感謝しかない」と語った。