英国のEU離脱を主導し、大胆発言が常に注目されるナイジェル・ファラージ英独立党党首(57)が25日(日本時間26日)、米FOXビジネスに出演。王室批判を繰り返すヘンリー王子&メーガン妃について、「米国民もそのうち彼らの“被害者ぶり”の本質を見抜くだろう」と指摘した。

 同局のニュース番組「バーニー&カンパニー」で、ファラージ氏はヘンリー王子を“英国の最新輸出品”と表現。「返品は勘弁してほしい」と付け加えた。

 ヘンリー王子夫妻は英国を去る前、王室での生活に適応するため最善を尽くしてきたなどと主張。ところが夫妻は王室からのサポートがなく、努力は報われなかったとして被害者的立場を強調していることは周知の事実だ。

 だが、そんな主張とは裏腹に「彼らは王室離脱の少なくとも1年以上前からディズニーやネットフリックスと契約交渉をしていて、それを知った英国民は衝撃を受けた」とファラージ氏は説明した。

 同氏はまた「王室に生まれたり、王室に入ったりすれば、並外れた特権が与えられた人生になる。ただし、激務の人生でもある」とし、現役王族は年間300~400もの公務に追われると説明した。

 その上で「ヘンリーとメーガンはただ単にそんな仕事をしたくなかったということだ」とし、「彼らには何の同情もしない」と切り捨てた。