日本オリンピック委員会(JOC)は26日、東京五輪の日本代表選手団および一部関係者1600人を対象に6月1日からワクチン選手を開始することを発表した。

 対象者の内訳は代表選手および候補者、選手と接触の多い監督・コーチ、JOCの山下泰裕会長(63)を含めた関係者など。接種場所は東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)、原則2回を予定している。

 JOCの籾井圭子常務理事は「高齢者への接種体制に影響を及ぼさないように行う。体調への影響はあると思うが、最終的に接種するかしないかは本人の判断になる」と説明した。