弁護士の野村修也氏(59)が25日、ツイッターでワクチン接種の打ち手不足問題に言及した。

 政府は25日、ワクチン接種促進のため臨床検査技師や救急救命士など新たな打ち手として、活用するための法整備に乗り出すことを発表した。

 このニュースを受け、野村氏は「救急救命士や臨床検査技師による接種は特例で認められることになった。薬剤師については厚労省が首を縦に振らないようだか、海外ではビデオ研修と実地研修を課した上で、ワクチンの打ち手に薬剤師を加えている国は少なくない」とし海外事情をかんがみて、薬剤師を打ち手とすることを提案。
 
 接種する人の不安については「受ける側が打ち手を選べるようにすれば問題はないのではないか」と私見を述べた。

 また、治療実習をしている医学生についても触れ「医師の下で治療の実習をしている医学部の5年生・6年生にも協力を求めるべきではないか。全国には1学年で9000人を超える医学部生がいます」と医学部の5年~6年生に協力してもらうことを視野に入れるべきだと訴えている。