開幕まで残り2か月を切った東京五輪を前に、多くの韓国国民が中止を求めている。

 同国紙「中央日報」によると、同国の世論調査会社リアルメーターが21日、同国の満18歳以上の男女500人に対し、RDD方式(電話調査における無作為抽出)でアンケートを実施したという。

 同社は24日に結果を公表。東京五輪について、78.2%が「中止すべきだ」との見解を示した。「開催すべきだ」と答えたのは13.4%、「分からない」と回答したのは8.4%だった。地域別では、ソウルなどの都市部を中心に80%以上の同国民が開催に反対。年齢別では、40代が最も開催に否定的(87.8%)だった。

 かねて韓国メディアの一部は反日活動の一環として東京五輪を利用してきたが、本番が間近に迫っても〝軸〟はブレていないようだ。