元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏(60)が23日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。“紀州のドン・ファン”変死事件で起訴された被害者の元妻・須藤早貴被告(25)についてコメントした。
 
 事件の現場となった和歌山県田辺市に自費で何十回も取材に行き情報を収集したという小川氏は、須藤被告がホストにはまっていたという報道について「ホスト通いしてますけど、そんなにお金使ってません。どこに行ってるか、だれを指名してるかも知っているが、大して上客じゃない」と指摘。「お金が使いたいのはほかに理由があった」としてこう続けた。

「それは、今最後に住んでいたマンションです。実は、被告は半年に1回ぐらい引っ越してるんです。なぜかというと引っ越すたびに警察から嫌がらせのように家宅捜索をされていた。しかも大々的にやるから周りに広まるんです。今はタワーマンションに住んでるんですが、そこからはたぶん引っ越さなかったと思う。そこにはとある芸能人が住んでます。駐車場もその人の隣を借りたりとか。ですからドバイなんか行く場合じゃないんです」

 これに共演者から「その芸能人のおっかけ?」と質問が飛ぶと「おっかけどころか、おっかけのちょっと上」。さすがに実名は出さなかったが、須藤被告がその芸能人と接触しているかについては「これから話しかけようとしたのか、すでに話しているのか…」とした。

 これらの情報を「どこでも話してない。起訴されるまでしちゃいけないと思ってましたから」と明かした小川氏。

 まだ起訴されたばかりとあって「殺意とは結びつかない。(これらの情報は)事件と直接的なあれはないです」と付け加えたが、その芸能人と金が必要な理由が強く“関係”していることを示唆した。