元NEWSの手越祐也(33)が18日、横浜スタジアムでのDeNAー中日で、人生初の始球式に挑戦した。

 地元横浜市出身でDeNAのユニホームを着て背番号は「1054(てごし)」仕様でマウンドに登場。ワイルドに振りかぶった投球は山なりでワンバウント投球となったが、スタンドから大きな拍手が送られると、手を挙げながら笑顔で応えた。

 投球後、手越は報道陣に対し「出る前からすごくワクワクしましたし、ファンや選手の皆さんから温かく迎え入れてくれて、リラックスして投げることができた。マウンドの傾斜や独特な神聖な雰囲気があった。ただ、暴投は絶対にしたくなかった。ツーシームの握りで、低めに投げるという目標は達成できた。大切な思い出ができました、感謝します」と感想を述べた。

 自己採点は「一発勝負ということを加味したら80点」。練習では打席に立つ中日の1番打者を想定してきたといい「大島選手だと思ったので左の打席に入ってもらいながら投球をここ1週間ぐらいしてきた。練習では抜けてしまう球があったが、今日は抜けなかったので良かった」と〝プロ意識〟の高さを垣間見せた。