政府が12日から、新型コロナウイルス緊急事態宣言を6都府県に拡大して31日まで延長し、感染抑制策は正念場を迎えた。国内で12日、新たに7056人の感染者が報告された。7000人台は今月8日以来。直近1週間はおおむね6000~7000人台で高止まりしている。新型コロナはここにきて変異型が広まり、終息の見通しがつかなくなってきた。これから日本はどうなるのか? スピリチュアルカウンセラーの山口彩氏に見えたものとは?

 新型コロナは第4波が到来し、日々患者が増えています。期待されるワクチンは供給量が足りず、医療従事者にもしっかり行き渡らない状態です。

 一方で1年以上続くコロナ禍のため、経済面での打撃も大きいものがあります。ここにきてまた緊急事態宣言が延長されました。かじ取りが非常に難しい局面ですが、ここでコロナと経済をうまくコントロールしないと、これから3年間、日本はどん底に陥るでしょう。特に経済面については、今のうちから前向きな思考を少しずつ取り入れて対策を打ち、プラスの気の流れをつくり出すことが必要です。

 日本に明るい兆しが見えるのは3年後です。その時、日本は大きく変化しています。バブル崩壊からずっと日本経済は低調でした。それがやっと上向きになる状況が整いそうです。

 上向かせる要因のひとつは政治家です。3年後に政治の世界で大きい変化が起こります。いま議会を牛耳っている人とは違う人たちが力を持つようになるでしょう。

 具体的には、ちゃんと日本の将来を見据えることができる政治家が2~3人出てきます。彼らが国を正しい道に引っ張ってくれるんです。今の日本の政治家は米国や中国に対し、しっかり国益を主張できていませんが、彼らは互角に渡り合える人たちです。

 またネットの世界でも、3年後あたりから大きな変化が始まるでしょう。今のネットでは憎悪や負の念が放置され、増幅されています。やたらと人を叩く人が次々と現れ、また野放しにされていることが人々を振り回し、萎縮させ、新しいことや人と違うことを始めようという発想にブレーキをかけています。こうしたマイナス要因が取り除かれるようになります。

 それと3年後には、癒やしを与えてくれる新しい生活インフラが登場します。これは人々をプラス思考にし、前向きに進む空気を生んでくれます。このころには、ネットを牛耳っている会社も変わっていますね。

 気になるのは北朝鮮の動きです。この2~3年の間に何らかの動きをしてくるでしょう。日本に向けてドカンとやってくるわけではありませんが、日本に良くない影響を与えてきます。

 コロナは世界のリセットボタンを押しました。これから3年かけて日本は変わっていきます。そのつもりで状況をしっかり見て、対応してください。