落語家の立川志らく(57)が11日、TBS系情報番組「ひるおび!」に生出演。男子テニスの錦織圭(日清食品)選手が会見で、コロナ禍での東京五輪開催に疑問を投げかけたことについて、コメントした。

 錦織選手は、ローマで行われたイタリア国際の男子シングル1回戦の試合後のオンライン会見で「アスリートのことだけを考えれば、できた方がいい」「(五輪は)死人が出てまで行うことではない」などと発言。コロナ禍での東京五輪開催に疑問を投げかけた。

 番組内ではこのニュースについて取り上げ、志らくは「オリンピックっていうのはもちろんアスリートのためにあるんだけど、世界平和のため、皆が見ている人が平和な気持ちになるためにある。今、日本では反対デモもある」と指摘。

 続けて「そういう状況になったのは不運というのもあるんだけど、こういう状況を作ってきたのは(国の)トップたちに責任がある。アスリートの人たちは本当に気の毒」と語った。