明治天皇の玄孫(孫の孫)で政治評論家の竹田恒泰氏(45)が9日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。秋篠宮眞子さまと婚約内定中の小室圭さんの“反撃文書”騒動について一喝した。

 この日の放送では、「こども庁」創設にちなんで「気象庁」「文化庁」「デジタル庁」など、さまざまな行政機関が有用か? 無用か?について討論された。

「宮内庁」の話題になった際、竹田氏は「かつて戦前までは宮内省といって、宮内大臣は内閣の一員じゃなかった。完全に独立して皇室の組織だった。ところがそれが廃止されて、政府の機関として発足したのが宮内庁。宮中には宮中独自の組織がないとだめ」と指摘。

 さらに「宮内庁が皇室の報道してるけど、政府の組織だもん。だから今回の西村(泰彦)長官みたいにちぐはぐになる。天皇陛下の方を向いてないですもん。官邸の方を向いてる。おそらく官邸から『小室さん問題早く片づけろ』って指示があったんですよ。だからあんなもの読んだって絶対理解できないっしょ。それを『よく書かれてる』って。『私は理解した一人です』って」とまくし立てた。

 竹田氏の口調はさらに強くなり「天皇陛下は『国民が納得して理解してくれる状態が望ましい』と言った。果たして6万字のペーパーで国民が納得するんですか?」と疑問を呈し「あんなものは宮内庁長官は受け取った瞬間、ゴミ箱にバーン!とやって『こんなもんで国民が納得するか!』と『出し直せ!』とやればよかったんです」とぶった斬った。