お笑いコンビ「フルーツポンチ」の村上健志(40)が7日、オンラインで著書「フルーツポンチ村上健志の俳句修行」の刊行記念トークイベント「分かったつもりで俳句修行 ―なんか良いは、なんか良い!―」を行った。

 村上はテレビ番組「プレバト!!」の「俳句の才能査定ランキング」で才能を発掘され、俳人の間でも高い評価を受けている。刊行した著書は様々な句会に参加して、俳句の腕を磨いていく模様や、書き下ろしの俳句、歌人・俵万智や、作家・又吉直樹との対談が収録。村上にとっても初めての著書となる。

 トークイベントはお笑いコンビ「パンサー」の向井慧、俳句作家の佐藤文香の3人で進行した。

 村上の良さについて佐藤は「俳句は『類想類句』という言葉があって、人と違う発想というだけで合格点という部分もある。村上さんは(お笑いの世界で)人と違う発想を考えられてきたんだなと感じました」と言う。パンサー・向井も「なるほど」とうなずいた。その後も俳句、短歌についてなど、様々なトークを展開。

 バラエティー番組では「ヒザ神」と運動能力のなさをネタにされることもあるが、俳句ではしっかり、自分の世界感が確立されているようだ。