芸能リポーターの井上公造氏(64)が7日、朝日放送の「おはよう朝日です」に出演し、近藤真彦のジャニーズ事務所退所騒動について解説した。

 近藤は昨年11月の不倫発覚で無期限活動自粛し、結局、先月いっぱいで退所。この電撃展開について井上は、近藤が「芸能活動はともかくレース(部門)」は4月までに、自粛期間が明けると考えていたとし「昨年も近藤さんのチームはものすごく成績が良かったんです。4月からシーズン開幕になるわけで、そこが納得いかなかった」と分析した。

 また今回の騒動では、「少年隊」の東山紀之がテレビ朝日系情報番組で、近藤の退所時の発表コメントについて「すごく薄っぺらく感じる」などと厳しいコメントをし話題となった。

 これについて井上氏は「厳しい(コメント)ですよね。でもこれは、東山さんのコメントであると同時に、ジャニーズ事務所の総意でもあると思う」とズバリ。「東山さんの性格から考えて生放送でしゃべる時に、全く事務所の許諾を取らずにしゃべるとは思えない」と指摘した。

 その上で「ただ東山さんだから言えたんです。近藤さんと年齢も近いし、家に行ってお酒を飲むぐらいの間柄なので、(近藤にとって)東山さんは一番近くて本音でしゃべれる人。その本音でしゃべれるはずの自分に一言もなく辞めたというのが、彼は許せなかった」とコメントの“裏”を説明した。