最後までレース中心だった!? ジャニーズ事務所の近藤真彦(56)が4月末をもって退所を発表した。昨年11月に不倫が発覚、無期限活動自粛処分となったが、やはりレースのシーズンが始まると我慢できなくなり、すべてを投げ打って出ていくことに決めたのだという。

 ジャニーズの長男という立場よりも、レーシングチーム「KONDO Racing」代表の方が、マッチにとっては大切だったということか。「活動自粛処分を受けたのはちょうどレースシーズンの最終盤。それから数か月のオフを経て、4月から2021年シーズンが開幕しました。テストなどを繰り返すオフの間は表に出なくてもいいですが、シーズンが始まると代表、監督としていつまでも裏に引っ込んでいるわけにはいかない。そこでジャニーズを辞めることによって、処分自体をウヤムヤにしようということ」(芸能関係者)

 ジャニーズで言えば、昨年に山下智久が活動自粛となり、それが解けないうちに退所し、処分があいまいになった。ハリウッド映画のオファーが届いたためで、自粛で撮影できないとなると大きなチャンスを逃すことになるからだ。「マッチも同じパターンですね。KONDO Racingは昨年、スーパーGT300でチーム初のシリーズ優勝を決めたにもかかわらず、活動自粛していたため最終戦の晴れの舞台に立てなかった。二度と同じ思いはしたくないのでは」(前同)

 ゴールデンウイークの3~4日にはスーパーGT第2戦が富士で行われ、KONDO Racingも参戦したが、近藤は参加していない。ただチームは「全てのレース活動は従来通り継続していきます」「レース参加時期は調整中です」と発表しており、「時間はかからないだろう。そもそもマッチは活動自粛することに納得していたわけではないから、すぐにでも戻ってきたいところ」(芸能プロ関係者)。

 間もなくレース場で元気なマッチの姿が見られそうだ。