俳優の石坂浩二(79)が24日、テレビ朝日系「サタデーステーション」に出演。緊急事態宣言により出される施設の休業要請についてコメントした。

 政府は25日から東京、京都、大阪、兵庫の4都府県に対し酒類やカラオケを提供する飲食店に休業を要請。1000平方メートルを超える百貨店などの大型集客施設にも、生活必需品売り場を除いて休業を要請する。また、プロ野球などの大規模イベントも原則として無観客開催を求める。

 これに石坂は「確かに姿勢としてこれだけの刺激を与えて『みなさん自粛してください』というアピールとしてはいいと思う」としながらも「一つひとつの根拠が希薄なような気がしてならない。データを出してくださって、映画館はダメだとか野球はダメとかとかいうのがないと、説得力が欠けると思う」と感想を述べた。

 さらに「デパートにしてもデパ地下はすごく混んでるけど、僕の感想ではデパート自体にそんなに人いないと思う。だったらデパ地下の北海道展を控えろとか、もうちょっと細かくないと」と指摘。

 これを受けメインキャスターの高島彩が「具体的に見ていく必要もあるが、そのためには時間もかかってしまう。そのあたりのせめぎ合いなのかなとも感じます」とコメントすると、石坂は「そうですよね。そうかも知れない」と同意した。