吉本新喜劇座長の小籔千豊(47)が21日、所属事務所を通じ、18日に亡くなったチャーリー浜さん(享年78)をしのんだ。

 小籔は「先人の頑張りがあったから僕は吉本新喜劇でおらせていただいています。流行語大賞をとった新喜劇の人間はチャーリー浜さんだけです。全国の方々に吉本新喜劇を知っていただくきっかけを作った最大の功労者のひとりであり、偉大な先輩です」と功績をたたえ「もちろん、いつかこういう時が来ると覚悟していました。いつまでもいていただけるとは思っていませんでしたが非常に残念です」とその死を惜しんだ。

 型破りなエピソードも伝わるチャーリー浜さんだが、小籔は「教えていただいたり、怒られたり、褒めていただいたり、励ましの言葉をかけていただいたり、無茶なお願いも快諾していただいたりと、僕は大変お世話になりました」と感謝。

 続けて「舞台でなくともずっと芸人でいらっしゃいました。時に見せる素の部分は人間らしい方でした。皆さんが思う変なチャーリー浜は演じられている部分が多分にあったと思います」と思いをめぐらせた。