大阪と東京。日本の2大都市で、新型コロナウイルスの感染爆発が止まらない。年代別に見ると、どちらも20代の若者たちの感染者数が圧倒的だ。イギリス型変異種「N501Y」は従来のウイルスと異なり、若年層にも強い感染力がある。そして重症化スピードが速い。さらに、新たに恐ろしい一面が判明したという。

 16日に放送された朝の情報番組「モーニングショー」(テレビ朝日系)で後遺症の存在を明かしたのは、日本医科大学の北村義浩特任教授だ。

 北村教授は「ボクが一番気にしているのは、後遺症は若い方、年寄り関係なくきますし、最近わかった男性不妊、精子がすごく減るという後遺症が、若い人には後々、禍根を残す気がするんです。ぜひ若い人にはかからないように、注意していただきたいと思っています」と注意喚起した。

 変異型コロナは若者にとって、もはや「タダのカゼ」ではない。将来結婚しても、子供を授かれない可能性がある怖い病気になってしまったことを、肝に銘じてほしい。