世界的トップモデルの冨永愛(38)が15日、東京・青山に誕生した「ITOCHU SDGs STUDIO」のオープニングセレモニーに出席し、エバンジェリスト(伝道師)に任命された。

 昨年、10年ぶりにパリコレ復帰したときの仏ブランド「ランバン」の黒ワンピース姿で登場。身長179センチで10センチ近いピンヒールを履いた冨永は、ステージで並ぶ伊藤忠商事の男性たちより頭ひとつ大きい。オーラもハンパなく、副社長は「間近にお目にかかるとドギマギしてしまいます」とつい本音を漏らした。

 冨永がSDGs(持続可能な開発目標)に関心を持ち始めたのは、2005年に子供を出産したころ。「安心安全な食事を息子に食べさせたいっていう思いから、そういったことに取り組み始めた」という。

 司会を務めた元NHKアナの堀潤は、負けじとSDGsに関する知識を披露。「ファッション業界は環境問題に割と早い(取り組みを始めた)業界の1つでは?」と問われた冨永は「遅いじゃないですか?」と即答。冨永いわく「ファッション業界自体が、世界の中で2番目に環境に負担を掛けている業界だっていうことをみんなが気付き始めたのって、ここ2~3年」。

 その後、伊藤忠の冠ラジオ番組(J―WAVE)の初収録に臨んだ冨永は、同じくランバンのセクシーなパンツルックで登場。番組ナビゲーターを務めるSHELLY(36)は、冨永の衣装替えで30分待たされてもニコニコしていた。

 同年代で共にシングルマザーの2人は「15年ぐらい前から」(冨永)の付き合いだという。「J―WAVE(の番組)で仲良くなって…」と説明するSHELLYに、冨永は「飲み友達です」と続けた。

 ただ、フォトセッションでSHELLYは「やだぁ~愛ちゃんに並びたくない~」と顔をしかめ、冨永は「ごめんね~」と申し訳なさそう。身長164センチのSHELLYはピンヒール履き。かたや冨永はローヒールのパンプスに履き替えていたが、抜群のプロポーションは隠し切れなかった。