国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が7日、ツイッターを更新。米政権が2022年の2月に開催される北京冬季五輪をボイコットする可能性を示唆したことを批判した。

 米国は中国によるウイグル自治区での「ジェノサイド(民族大量虐殺)」を問題視。米国務省のネッド・プライス報道官が6日の記者会見で中国の人権侵害を問題視し「(共同ボイコットは)私たちが議論したいことだ」と友好国との北京五輪ボイコットを協議する方針を明かした。

 こうした米国の意向に三浦氏は「正直、愚かな動きだとしか思えない」とバッサリ。

 その上で「自分たちの政権だけで、冷戦中も列強の対立の時代も、平和の祭典として連綿とつづいてきたオリンピックの歴史を覆そうとするとはね。単に傲慢なのか、頭に蝶々が飛んでるのか」と米国の姿勢を批判した。