局内からもブーイング!テレ朝〝コロナ送別会〟 幹部は事前に知っていたか

2021年04月07日 11時30分

またやらかしたテレビ朝日

 看板番組「報道ステーション」での新型コロナウイルス感染者続出から1年――。またもテレビ朝日のニュース情報番組で感染者が出た。脇の甘さが露見したのは、東山紀之(54)がMCを務める日曜朝の「サンデーLIVE!!」。3月で契約が切れるスタッフのために計9人で送別会を開いたところ、4人の感染者が出たのだ。これには局内から怒りの声が噴出。“報道の雄”が揺れに揺れている。

 事のてん末はこうだ。3月28日の生放送後、同月で契約が切れるスタッフの送別会が、局内のスタッフルームで開かれた。参加者9人のうち6人はその後、局近くの飲食店に流れて2次会へ。その6人中4人の感染が今月2、3日に分かり、5日にテレ朝が公表した。
 
テレ朝のコロナ感染といえば、1年前に「報ステ」の富川悠太アナをはじめスタッフの感染者が相次ぎ大バッシングを浴びたことが記憶に新しい。同局は3日間“ロックダウン”し、全館消毒を余儀なくされたが、過ちは繰り返された格好だ。

「昨年の報ステ騒動以来、どの番組も感染予防をちゃんとしていたのにこの始末。今回の一件を機に、局内ではこれまでより厳しい『会食禁止』の通達が出た。番組制作はリモートじゃできず、スタッフが出勤しないといけない。おまけに局内では、違う番組スタッフ同士の接触が避けられない。だから『サンデーLIVE!!』だけの問題じゃない。情報・報道番組のスタッフはみんな『あり得ない!』と激怒している」とはテレ朝関係者。

 聞けば、感染した4人と接触があり、PCR検査を受けた約20人の中には、喫煙所でしゃべっただけのスタッフもいたそう。検査費用はテレ朝持ちで、全員陰性だったが「検査結果が出るまでは仕事ができず自宅待機だったし、番組制作全体に大打撃」と同関係者。感染した4人も幸い軽症だが、今は自宅待機中で稼働できずにいる。

 テレ朝は「感染拡大防止を呼びかける立場にありながら、自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省している」とのコメントを出した。

 感染者4人のうち3人は社外スタッフだが、1人はテレ朝社員。前出関係者は「本来その社員が外での2次会を止めなきゃいけない。そして番組幹部が、外飲みを事前に把握していたのかもポイント。知らなかったとしても責任を取らされるだろう」と指摘する。

 6日放送の同局「羽鳥慎一モーニングショー」では、普段歯に衣着せぬ物言いで知られる玉川徹氏が「同じ社員として、視聴者の皆様に本当に申し訳なく思います。本当に申し訳ない」と謝罪を繰り返した。11日放送の「サンデーLIVE!!」で、この“送別会コロナ”不祥事を検証する方向だという。テレ朝のコロナ報道は信頼を取り戻せるか。

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