吉本新喜劇の座員の清水啓之(37)と森田まりこ(40)が4日、大阪市のなんばグランド花月で結婚を発表した。

 清水は黒の紋付き羽織袴、森田は赤の振り袖姿で登場。森田の左手薬指には、約30万円の婚約指輪が輝いていた。

 2人は2006年の「吉本新喜劇 第2個目 金の卵オーディション」にともに合格し、新喜劇に入団。ずっと仲は良かったというが、1年ほど前に森田からアプローチする形で交際に発展。森田は「私がご飯作ってあげると家に連れ込んで、『うまい』と喜んでくれた。私が頬をへばりつけたら、覚悟を決めたのか、チュッってしてくれた」とのろけた。

 それでも、プロポーズは清水から。清水は「『あなたのことが好きなので結婚してください』と言ったんですが、反応が良くなかったんですよ。何でかと思ったら葬儀場の前でした」と苦笑すると、森田は「私は神戸の砂浜で言ってほしかったので、近くの公園まで言ってやり直しさせました」と笑った。

 4月3日の〝しみず〟の日に入籍。森田は妊娠していないが「子供は欲しい。恵まれたら2~3人は」と希望した。清水は〝まりこちゃん〟、森田は〝ひろぽん、ぽんちゃん〟などと呼んでいるという。

 入籍直前まで周囲に付き合っていることは黙っていたというが、清水は「川畑泰史座長が気付いていたのか、(川畑座長の会に出演の際は)カップル役が多かったんですよ。本当に付き合ってたので、やりやすかった。もともとお芝居が上手じゃないし、リアルな芝居ができたと思います」と演技に好影響を与えていたと自己分析。

 一方、森田は「みんなにバレちゃうので、舞台袖でちょっかいかけるのを、ちょっと我慢してたけど、これからは逆にもっと控えないといけないのかな」と残念そう。これにMCを務めたすっちーは「当たり前や。袖でイチャつくって何考えてんねん。前代未聞や。ちゃんと芝居に集中してください」とぴしゃり。酒井藍は「隙見せたらイチャイチャする」と森田のデレデレっぷりをうらやましがっていた。