国民民主党(玉木雄一郎代表)は2日、都内で昨年の結党以来初となる「2021年定期大会」を開いた。

 広報局長兼シンクタンク戦略局長の山尾志桜里衆院議員(46)は、今後の広報活動についてツイッターなどメディアの特性を生かし、質、量ともに発信力の強化に取り組むと報告した。

 与野党の各党は現在、広報担当に女性議員を起用している。自民党広報本部長は有村治子衆院議員(50)。立憲民主党は、SNSで発信力があると評判が高い蓮舫参院議員(53)が広報本部長を務めている。

 玉木氏は山尾氏の広報活動について「発信力は蓮舫氏にまったく負けていません」と断言。蓮舫氏との違いをこう説明した。

「山尾氏の場合、政策の中身がしっかりしています。ほかの党では取り上げない日本の本質的な問題を取り上げています。香港やウイグルの問題だったり、それに対しての人権問題だったりと。われわれが、政策先導型として先頭で走れているのは、山尾氏の頑張りがあるからです」

 党のPRを担当する広報セクション。今後、与野党の女性責任者たちによる発信力バトルに注目が集まりそうだ。