誰もが驚いた人気お笑いタレントの有吉弘行(46)とフリーアナウンサーの夏目三久(36)の電撃婚。エープリルフールの4月1日に都内で婚姻届を提出し、マスコミ各社に連名の直筆ファクスで結婚を報告した。

 有吉を知る人物は「完全秘密主義。一緒にメシを食べていても恋愛絡みの話は一切しない。10時間飲み続けて、酩酊状態になっても、しゃべるのはお笑いやテレビ局、業界関係者の話ばかり。結婚のニュースにはみんな驚いている」と話す。

 だが、よくよく思い返すと「そういうことだったのか」と合点がいくこともあったという。

 新型コロナウイルスがまだ〝未知の恐怖〟だった昨年3月。有吉も尊敬していた志村けんさん(享年70)が新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎で亡くなった。

「あのころはお笑い界全体がピリピリしていた。有吉さんもそうで、野次馬が殺到して密になる危険がある街ブラ番組の外ロケをやめるよう局の関係者に提案していた」

 恋人の夏目は平日朝の情報番組「あさチャン!」(TBS)や日本テレビ系「真相報道 バンキシャ!」でMCを務める売れっ子。とりわけ前者は番組に関わるスタッフの数も多く、感染者が出たら甚大な影響を及ぼす。

「今にして思えば、有吉さんが外ロケに反対していたのは、交際相手の夏目さんに万が一があってはまずいと考えたからではないでしょうか」(同)

 有吉は夏目をマスコミからもコロナからも守ったようだ。